IKEAの組立てデスク「MICKE」が不要となったので、廃棄のために解体しました。
随分と前に買って、自分で組立てたデスクです。
組立て説明書なんてものは、当然捨ててしまってありません。
でも自分で作ったものなので、簡単に解体できるだろうとたかを括ってました。
が、これが結構難しかったのです。
それは、接合ロックがどうなっているのかわからなかったのです。
力任せにいろいろやっても、歯が立ちません。
でも、こつさえわかれば簡単に外すことができました。
その外し方を紹介します。
IKEAのカムロック、その外し方
この接合ロックはカムロックといいます。

見た目には、ネジのようなものがあるだけです。
裏にはなにもありません。
よくわからないですが、このネジで「板A」と「板B」は接合されているようです。
結論からいいます。
ドライバーでネジを回転させ、内部でかかっているロックを解除し、2枚の板を離せば簡単に外れます。



ダボもあったので多少の力は必要ですが、まっすぐに引き離すようにすると、簡単に外れます。
カムロックの仕組み
カムロックは、表に出ているネジのような「カムロック」と、外からは見えないネジ「カムロックネジ」の2つの部品からなっています。

これを板から取り外すと、こんな形です。

上の写真を見ればわかると思いますが、カムロックの「△」がカムロックネジの方に向いているとき、カムロックの本体はカムロックネジに対してオープンな形となります。
カムロック・カムロックネジを取り付けた板と板を接合すると、ピッタリと合わせることができるのです。
板をピッタリと合わせた後、カムロックを時計回りに180度回転させると、内側でロックがかかり板が外れなくなります。
なので、解体したいときは、かかっているロックを外せばいいのです。
△をカムロックネジの方に向けて、板を引き離すだけで外れることになります。
ロックがかかっていない状態(△がネジに向いている)


ロックがかかっている状態(△がネジに向いていない)


まとめ
普段あまり目にすることがなかった「カムロック」。
IKEAの組立て家具では、よく使われているようです。
組立てるときは、説明書をみながら作業するので問題ないですが、組立て方を忘れたころにバラす場合は苦労するのではないでしょうか。
あんまり見たことがないので、どうしていいか考え込んでしまいますよね。
でも知ってさえいれば、とても簡単に外せることがわかりました。
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