失業手当をもらうためには、「積極的に仕事を探している」ことが必要です。
仕事を辞めた。
辞める前まで雇用保険を払っていた。
だけではだめなのです。
この「積極的に仕事を探している」ことの認定のために、求職活動の実績が必要なのです。
求職活動には、入社を希望する会社に応募する以外にも、さまざまな活動が認められています。
今回、1回目の求職活動として「初回講習会」を受講してきました。
求職活動
5月17日(火)に初めてハローワークに行き、受給資格決定となりました。
そして、最初の失業認定日が6月8日(水)に決まりました。
この失業認定日までに求職活動の実績がないと、失業手当がもらえません。
失業認定日は4週間(28日)ごとに指定されていて、失業認定日と失業認定日の間に2回以上の求職活動が必要となります。
ただし、最初の失業認定日までは期間が短いためか、1回以上の求職活動となっています。
そしてこの1回にカウントされる求職活動に「初回講習会」がありました。
初回講習会
初回講習会は、ハローワーク朝霞で実施している講習会です。
6月には6回の開催がスケジュールされています。
最初の失業認定日の前に参加できれば、これで求職活動1回を充足することができるのです。
5月17日にハローワークに行った時にスケジュールを確認し、6月6日(月)の回が予約できたのでラッキーでした。
受講した内容はざっと以下のようなもので、1時間くらいで終了しました。
仕事さがしの基本の基本
- 自分の棚卸しをして、やりたいこと・できることは何か、こだわるポイントは何かを分析する
- 職種別の求人・求職状況を知る
- 早めの再就職が重要 などなど
埼玉県セカンドキャリアセンター
- 埼玉県各地で実施されている「就職相談」「就職支援セミナー」の紹介
ポリテクセンター埼玉
- 溶接クラフトや電気設備技術など、ものづくりの職業訓練センターの紹介
まとめ
1時間という短い時間でしたが、全体的に受講してよかったと思える内容でした。
仕事さがしの心構え的なものは、定年退職後に関する本などにも書かれていますが、あらためて聴くことで気持ちが新たになった気がします。
ポリテクセンターのことは初めて知りました。
前から、新しい技術を身につけるための職業訓練・ハロートレーニングは、もっと詳しく調べたいなと考えてました。
そして、例えば調理とかIT技術とかの職業訓練を受講するのもいいかなという気持ちはありました。
でも60歳になった今から、ものづくりの技術は無理だろうと、頭から思っていたのでした。
ポリテクセンターのことを知って、「する・しない」「できる・できない」を頭から決めるのでなくて、興味をもってみてもいいのかなと思わせてくれたのでした。
初回講習会、新しく得た知識もあり、求職活動実績を得たこともあり、とても有意義でした。
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