定年退職して、たっぷりの自由時間ができたら「キャンプ」に行くのはいかがでしょうか。
誰にも気兼ねすることなく、自分のペースで、自分の好きに、自然の中でゆったりと過ごす楽しみ。
それには「ソロキャンプ」がオススメです。
60歳からソロキャンプにチャレンジです!
でも、不安、ありますよね。
もちろん、僕にもありました。
- 60歳のジジイがソロキャンプって、変にみられないかな
- まわりが賑やかななか、ひとりは寂しくないかな
- ひとりで行って、万一なんかあったらどうしよう
- とにかく、危なくないのかな
でも大丈夫!
僕もやってみました。
やってみたら、すんなりと出来たのです。
不安だから行かないのではなく、不安の素を取り除いてチャレンジしましょう!
そのために、僕が気をつけたポイントを3つご紹介します。
- 人の目は気にしないようにして、ソロを楽しむ気持ちをもつこと
- 危険をできるだけ避けるため、絶対に無理をしないこと
- 初めてのときは、キャンプ場の下調べを十分にしておくこと
この「3つのポイント」を押さえて、ソロでのキャンプに踏み出してみませんか!
初めてのソロキャンプ「3つのポイント」
ひとりを楽しむ
最近のキャンプブームで、キャンプ場にはたくさんの人が家族・グループで来ています。
にぎやかな話し声や笑い声が聞こえてきます。
そんな中、ジジイがたったひとりでいるのです。
人の目が気になったり、寂しくなったりするのは、ある程度仕方ありません。
でも、ひとりで来ることを選んだのは自分です。
来たからには、ひとりを楽しまないともったいないです!
グループの人たちを遠目でチラッとみながら、自分の世界に入っていきましょう。
みんな自分達が楽しむことに専念してるので、こっちなんかほとんど見てません。
それに、自分以外にもソロキャンパーがいるし、気にしてる人なんていませんよ。
無理をしないこと
60歳を超えてからソロキャンプを始めるとき、気をつけないといけないことがあります。
若かったときと比べて、体力も身体能力も落ちている。
ということです。
これはどうしても仕方がありません。
気持ち的には若い時と同じでも、瞬間瞬間の一歩の出だしが遅くなっていることを認めましょう。
なので「絶対に無理をしないこと」、これがとても大切です。
具体的には、
- スケジュールは余裕をもって立てましょう。
キャンプ場まで車で往復するとして、出発から到着、撤収から帰宅までにかかる時間、ちょっと多いかなと思うくらいの余裕時間をプラスしておきましょう。
遅れても全然大丈夫、というゆるゆるのスケジュールが無理なく楽しむコツです。
- 初めてのときは、ソロキャンプをすることを第一の目的にしましょう。
キャンプに行くと、やってみたいことがいろいろあるはずです。
それが楽しいんですから当然です。
でも、初めてのソロキャンプのときは、ソロキャンプすることを第一の目的にして、以外のことはできたらいいな、くらいにしておきましょう。
これから何度もチャンスはありますから、初回は無理に詰め込まないようにしましょう。
- 道具は使い慣れたものを中心に、できるだけ少なくしましょう。
キャンプの大きな楽しみに、いろんな種類の道具があります。
新しい道具が発売されて、それを買って、使ってみる、これ楽しいんですよね。
僕もそうだからよくわかります。
でも初めての道具は慣れていないため、なかなかうまく使えないことありますよね。
ソロキャンプ自体が初めてなので、流れをよくするために、使い慣れて安心できる道具だけに絞っていきましょう。
そう、料理も凝ったものでなく、手軽で間違いないものがいいと思います。
キャンプ場の選び方
初めてのソロキャンプの場所は、できれば行ったことのあるキャンプ場がいいと思います。
行ったことがあるところだと、何がどこにあるかがわかっているので、夜中でも迷わず動けます。
キャンプ場の注意事項や、実際の雰囲気、夜中はどんな感じなのかなどを、あらかじめ知っていると安心感が全く違ってきます。
もし初めてのキャンプ場に行くのなら、事前の情報収集はきっちりと行ないましょう。
慣れてくると、ハプニングも楽しめるようになるかもしれません。
でも、初めてのソロキャンプのときには、無事にソロキャンプを終えるため、ハプニングは避けたいものです。
僕の初ソロキャンプ
キャンプを始めたころ
キャンプを始めたのは、今のキャンプブームの前のブームのときでした。
1990年代の中頃〜末頃です。
コールマンのツーバーナーやツーマントルが流行り、バーベキューコンロも大型のものが定番。
車はランクルやパジェロのように、荷物をたくさん積める四駆の大型車が大人気。
そして、ダッチオーブンが大ブレークしたのです。
車は買えなかったけど、いろんなキャンプ道具を買い込み、ダッチオーブンも何個かそろえました。
あの頃は新しい道具を買うのが、使うのが、楽しくて楽しくてワクワクでした。
でもそのうちに、テントでキャンプすることからは遠ざかり、たまに友達とバーベキューを楽しむくらいになってしまったのでした。
再びのキャンプブーム
キャンプはしなかったけど、テレビや本やネットでキャンプのことはよくみてました。
やがて世の中でキャンプブームが再燃しだしました。
キャンプ関連本、キャンプやアウトドア系のテレビ番組、YouTubeでキャンプ情報が溢れ出してきました。
前のブームとはちょっと違っていて、キャンピングカーやグランピングといった豪華系キャンプ、自然に近いブッシュクラフト、いろんなスタイルの楽しみ方がでてきたのです。
周りにもキャンプ好きな人がチラホラといて、キャンプ話を楽しむようになってきました。
それで2年ほど前、20年ぶりくらいにキャンプに行ったのでした。
やっぱり楽しいな、というのが素直な感想でした。
初めてのソロキャンプ
久しぶりのキャンプのあと、少しずつ拍車がかかってきました。
理由のひとつは、ヒロシのぼっちキャンプで有名となった「ソロキャンプ」です。
なんか自由でいいなー
自分でもできるかなー
いつかやってみたいなー
そして、ブッシュクラフトの本を読んだり、道具を買ったりし始めたのです。
たいていの道具は昔から持ってるもので大丈夫なのですが、テントやテーブルなどは一人用サイズのものが欲しくなったので、思い切って買っちゃいました。
そして60歳になる直前、あと3ヶ月ほどで定年退職となる12月に、ソロデイキャンプをやったのです。
ソロキャンプの予行演習みたいなもんですね。
そして、定年退職して2ヶ月が経とうとする5月下旬、遂に初めてのソロキャンプに行ったのでした。
キャンプ場は、埼玉県嵐山の月川荘キャンプ場。
20年振りのキャンプも、初ソロデイキャンプもやったキャンプ場です。
不安はもちろんありましたが、3つのポイントに気を付けながらやってみたら、案外できたっていう感じでしたよ!
まとめ
「ソロキャンプ」、60歳のジジイには敷居が高そうに思えます。
でもそんなことはまったくありません!
定年退職して、自由になる時間があって、気持ちがあれば、大丈夫です。
お金がかかるんじゃないか、と気になる方もいると思います。
もちろん道具を全く持っていないとできないので、必要道具を揃える必要はあります。
でもどこまで揃えるかは、自分がなにをやりたいのかとの相談です。
今はネットで探すとお買い得なものがいっぱいあります。
ワークマンなどでも、びっくりするほどお買い得なものもでてきました。
キャンプ、行くことも楽しいですが、行く前にあれこれ考えるのも楽しいです。
料理ができなくても、なにを作ってみようかと調べるのも楽しいです。
60歳になってからでも、新しいことにチャレンジしていく気持ちでやってみましょう!
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